歴史
龍頭神舞の起源に関する文献が残っていないため、正確な記録はありませんが、江戸時代中期に旧茂呂村の下茂呂(現在の伊勢崎市南千木町・北千木町)地区で始まったとされています。
以降、『会所』と呼ばれる獅子宿で代々伝承されてきました。
元は『厄払い』や『雨乞い』を目的として舞が始まったとされ、天下太平・五穀豊穣・悪疫退散などの役目を持っていました。
その昔、河川や用水路の整備がまだ成されない時代、度々旱魃による打撃を受けることがありました。龍頭神舞はその旱魃の際に雨乞いを行い、危機を救ったとされ、数々の逸話が残されています。
龍頭神舞は会所で代々伝承されてきましたが、これまでに何度も中断されることがありました。それでも地域の有志により、何度も復活し現在に至ります。