囃子の曲目
現在、保存会では『さんてこ』、『武州囃子』、『神田丸』、『大間』、『昇殿』、『籠丸』の6曲を演奏しているいます。以前は『さんてこ』『武州囃子』の2曲のみを演奏していましたが、他の地域から曲目を伝承して頂き、現在に至ります。
市内にはこの他にも『鎌倉』、『かごまり』、『淀』、『加茂』などが存在します。
また、『さんてこ』『武州囃子』も地域によって曲の雰囲気や叩き方で多少の違いがあります。市外でも『さんてこ』等は演奏されていることが多いのですが、市外になるとさらに違いがはっきりして、同じ曲とは思えないほどになります。
また、囃子と言っても京都の祇園囃子のようなゆったりと流れるような曲調とは異なります。叩き方は、飛び跳ねたり横に揺れたり、バチを回したりと全体的に激しさがあります。さらに最近では特に『武州囃子』がスピード感を増し、より激しさを増しました。
演奏する楽器は『ツケ太鼓(小太鼓)』、『大胴(大太鼓)』、『鐘』、『笛(篠笛)』の4種類です。